前後左右との関連性を学習するのが、社会の基礎となります。ここから派生して、発展的な勉強へ話を移します。家庭教師が中学受験をする生徒を教えていると、図表や資料の問題に苦戦している様子を発見します。入試に必ずといってしまって構わないほど、絵やグラフを絡み合わせた問題が出題されます。受験生全体で見ても、このような問題に対する正答率は低く、学習が足りていないと露見する一面があります。正答率の低い原因としては、資料や図表を使って勉強していないのと、つながりを理解する学習が希薄である2つの要因が挙げられます。普段、地図や年表を見る時間を取っているかと質問されたら、大半はいいえと答えます。図表や資料問題を解答するには、試験前に同じものを確認する必要があります。

ただし、見たからといって解答が導けるほど単純ではありません。正解に辿り着くには、絵やグラフに隠されたヒントに気が付き、知識の融合に基づいて答えを出していくしかありません。見たことのある受験生でも、覚えた知識がばらばらに分断されていれば正確に答えは出ません。年表や地図を見たら、どのような事件や政変が起きているのか、何故起きたのか、どのような陸地や海で形成されているかなどを、一緒に学習します。