今回は、家庭教師が指導する国語の応用編に触れます。基礎編では、文字の理解力と文章の内容理解を必修項目としました。応用編では先に進んで、文章の真意を導き出す読解文の解剖を解説します。

中学受験で出題される文章は、例外なく長い分量です。普段から読み慣れていないと、読解文を眺めているだけで時間が過ぎてしまいます。解答時間が限られていく中で問題を解くには、文章を構造的に捉える訓練をします。文章の構造は起承転結からなり、冒頭に問題提起をして、中盤で具体例を交えながら根拠を示して、終盤で結論を述べるという形がスタンダードです。結論を先に述べてから、根拠を並び立てる構造もありますが、中学入試の国語は起承転結に従うのがほとんどです。

練習問題では、問題に解答するだけでなく、各段落の要点をまとめる作業を行ってみると良いでしょう。要点をまとめる作業が、文章の構造を分析する足掛かりとなります。段落を読んだ後に主旨をまとめられるようになれば、文章全体の要点をまとめることができます。ここまで一気に進めるのは難しいですが、段階を踏んで構造を理解する力がついてくれば、筆者の言いたい読解文の要点を簡潔に書き起こせるようになります。