中学受験で国語を苦手とする生徒は、結構多くいるものです。苦手を払拭するために、国語の基礎から学んでいきます。日本語を教育界では国語と呼んでいますが、文字を理解する力や文章を読み解く力が求められます。受験生の中には、漢字が読めても書けないという生徒がいます。これは、聴覚で文字を覚えていたとしても、視覚では覚えていないことを示しています。平仮名・カタカナ・漢字を真から理解するには、答案紙に図示できるように鍛えていくしかありません。

文字は、紙に書き起こして終わりではありません。使われている用途や意味を、同時に知る必要があります。問題文に書かれている単語がどのような作用をして、何の意味を持つのか的確に判断する力をつけます。常用漢字で使われているものだけで数千単位ありますから、練習問題を通じて辞書で調べる習慣を持たせます。単語の意味や用途が判断できるようになったら、単語を組み合わせた文章で、どのような効果が出ているのか知る勉強をします。家庭教師が音読する場合には、一緒に続いて読みながら文章の示す内容を深く理解する練習をします。最初は時間がかかっても、一文ずつ丁寧に、内容を把握する作業を忘れずに行います。